J系エンジンのサイレントカムチェーン交換作業です。

カムチェーンをワイヤーで括っているのは、交換の為にカットしたチェーンをうっかりエンジン内に落とした場合、入り方によっては用意に引き上げられなくなる場合がある為です。
これはZ系エンジンのカムチェーン交換の際も同じです。

組み込みの際には上の写真の様に3枚のプレートを挟み込みながらジョイントピンを通し、サイドプレートを軽圧入、プレート間の横方向クリアランスを確認しながらピン先端をカシメます。

ちなみに、プレート圧入やカシメ前にマーキングを入れているのは、どの部分でジョイントしているか作業中に識別し易くする為です。
適正に作業を行うと、どの部分で繋いだかわかり難くなりますので。

さて、弊社ではJ系以降のサイレントカムチェーン用のメーカー製ジョイントリンクも所有しております為、この様にケースを分解せずにチェーンをカットしてリンクをカシメる事で交換は可能なのですが、今のところwebSHOPではこちらのセットは一般販売しておりません。
これは構造上Z系用のジョイントリンクと異なり、サイドプレートのクリアランスを適正にして圧入し過ぎる事を防止する為の段付きがピン側に無く、クリアランスを見ながら微妙に圧入作業を行う必要がある為です。


従いまして、サイレントタイプのジョイントリンクカムチェーンに関しましては、原則弊社内でのエンジン作業を行う場合、もしくはこういった構造のジョイントの作業をご理解いただいた上で作業の可能なメカニックのおられる整備工場様もしくはエキスパートユーザー様に限定しての供給とさせていただいております。
詳細に関しましてはお問合せ下さいませ。