プライベーター様からの内燃機加工依頼でお預かりしていたシリンダーブロック&クランクシャフト。
純正OSピストンをボーリング&ホーニング。
専用トルクプレートを使用し、実際にエンジンへ組み付けられた状態を再現しながらの精密なボーリング加工です。上面デッキのみ最小値面研を施しました。
センターシール溝もCNC加工。オイル漏れリスク減少に有効です。
出荷前に各部の最終チェック。
同時にお預かりしていたクランクシャフトはセンター出しを施し、お客様へ発送となりました。加工と共に私達のノウハウもお役立て頂ければ幸いです。
同じくプライベーター様よりお預かりしているヘッドに使用するバルブ。摺合せ確認作業が完了した所です。このエンジンは「中外アタリ」仕様でフィニッシュです。
今回はHFバルブ(STD plus)をチョイスして下さいました。特徴的なウエスト部分が分かるでしょうか。それによる吸排気効率の向上だけではなく、インテーク側フェイスにもステライト溶着処理としている為、純正と比較しても圧倒的な耐久性を期待できます。
少々お待たせしておりますが、お預かりしている内燃機加工のご依頼品は加工&検査が完了次第、順次納品となりますのでしばらくお待ちください。