JMC L6 type-JP

お待たせしておりますが着々と生産が進んでいます。

昨日はその確認を兼ねてJMC milling center (浜松工場)にて打ち合わせを行いました。

各工程を別に仕上がったヘッドはJMC社内規定に則り厳しい検査基準をクリアした物だけが次の工程へと進むことが出来ます。

こちらはバルブガイドまで圧入された状態で、これからシートリング圧入とシートカット等を待つ者達です。ご覧の様に棚に載ったヘッドの燃焼室は未加工ですので、まるでディーゼルヘッドの様です。

画像↑は加工の完了した燃焼室。フラットなヘッド面から5軸CNCによって削り出されます。

シートリングから燃焼室へとシームレスに繋がります。可能な限りスムースな吸排気と燃焼速度の向上を目指し燃焼室形状はデザイン。耐ノック性も考慮されています。

燃焼室とシートリング、そしてポートとの段差等が設計値に収まっているのか等隈なく確認します。鈴木専務の厳しいチェックが入ります。

向かって左の燃焼室が粗削りの終わったモノで、右が仕上がった状態です。完全機械加工仕上げですので、燃焼室形状や容積は全気筒完全に揃う事になります。

弊社代表もヘッドを載せたテーブルを押して工場内を走り回ります。

生まれ立ての大切なヘッドですから慎重に運びます。

設計値通りに加工が出来ているか、三次元測定機を使い確認します。

シートリング溝の位置やそれに対しバルブガイドセンター等に狂いは無いか。これでもかと言う程の検査工程を経て完成品へと進んでゆきます。

ご予約を入れて頂いた皆様、ご覧の様に一基ずつ大切に仕上げております。

お手元に届くまで、今しばらくお待ちくださいませ。

MADE BY JMC / R&D BY PAMS