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当初はフルノーマル状態だった車体をちょっとずつ手を入れ、左写真は今回入庫時の状態。基本的にSTDが好きなオーナーはなるべくいじった箇所が強調しないようにし、かつ機能するところはちゃんと機能させてと言ういわゆるPAMS流カスタムを念頭においている。 |
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●フロント廻りの重さが気になるZ1Rだが、オーナーはSTDにこだわっていたためFフォークはSTDのままでスプリングをホワイトパワーのスプリングを使用し前後のセッティング幅を広める。 |
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●前回取付けたロッキード2696。今回ホイル交換とともにスパイスを加えます。 |
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●今回取付けるPAMSクロモリスイングアーム。STDよりピボット部やアーム部が太くなっていたり、このようにスタビ等をつけても結構軽いです。 |
●Z1R用フェンダーレス。フレームと一体化させるためパウダーコートを施す。処理前に切断面等のバリを取り下地を整える。 |
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●ポイントのままがんばっていた点火系をDYNA2000エンデュランスKitに交換。強力なスパークと最適化された点火時期マップによりエンジンの潜在能力を引き出し更に煩わしいポイント調整からも解放されます。 |
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●タイヤが組込まれたマグタンのR。細部を見ても非常に奇麗な仕上げだ。 |
●当然の事ながらハブダンパーも備えている。 |
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●タイヤの組込まれたマグタンにノーマルディスクを取付ける。この組み合わせもノーマルのイメージを留めながらも確実進化したホイルとのマッチィングが大人っぽい。 |
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●強靭な皮膜にてパウダーコート処理が施されたクロモリスイングアームとフェンダーレスKit。 |
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●車体全体との一体感を持たせるためにブラックアルマイト処理されたブレーキサポート類。好みによって意見も分かれるだろうが個々のパーツが存在を主張する組み合わせよりも、あたかも溶け込んだように車体の一部と見える取り合わせだ。些細なことだが、このようなちょっとした取り合わせの積み重ねが車体全体のイメージを大きく変えてしまう。 |
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●ノーマルRフェンダーからフェンダーレスキット換装。シルバー地のキットにパウダーコート処理したため、ここでも車体との一体感が出る。 |
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●パウダーコートにて仕上がったPAMSクロモリスイングアームを装着する。一見ノーマルっぽく見えるところがポイント。軽量ながらノーマルに比べ圧倒的な強度を誇っています。下方から控えめに見えるスタビライザーがチラリズム。 |
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●換装の終了した前後ホイルとブラックアウトされたAP2696キャリパー。ブラックカラーをチョイスしたこともあるが全く違和感のない仕上がりとなった。ただし見た目以上に変化したのは実際に乗った時の感触だ。ノーマルの鈍順さが全くなくなり、これがZ1Rなのか?と誰もが思うはず。軽量ホイルに換装した場合Z系のなかで最も劇的な効果を体感できるのはこのZ1Rではないだろうか。 |
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●試乗を終え仕上がりを確認後オーナーへの引渡となった。一見したところ前後ホイルを交換しただけのように見えるが目立たない存在ながらも陰の立役者なるPAMSクロモリスイングアームと軽量高剛性なマグタンホイルがもたらす乗り味の変化は毎度のことながら手を入れた我々をも驚かせる変化を見せる。派手さはないが実を取った大人っぽいモディファイドZ1Rとなった。 |