グッドコンディションな玉虫Z1。以前PAMSから出た車両で、現状でも満足して頂いているようだが、更なるZの秘めている更なるパフォーマンスをとCRキャブ取付依頼を頂いた。

●STDにこだわるのであれば、ノーマルキャブを簡単なオーバーホールではなく、リビルトしてと言った手段もあるが、キャブレター交換による明確な違いを体感したいという事と、ルックスからCRを選択したオーナー。Z用のキャブレターとしては数種類存在するが、コストパフォーマンスの高さからCRを選ばれる方が多い。実際、街乗りからサーキットまで扱いやすく、メンテナンス性の良さから、ちょっと自分でという方でもジェットを交換したりして遊ぶのも面白い。
●Z専用としてPAMS指定のオリジナルセッティングを施し、パッケージングされたCR本体。今回オーナーが装着するのはPAMSからリリースのCRパッケージ(アイドリングアジャスター、アルミファンネルロングorショート、ファンネルネット付)
●ノーマルキャブを取り外し、インシュレーターをチェック。材質がゴムなので痛みやすい。また、新品時にしっかり締めても緩みやすく、必ず増締めが必要となる。二次エアーを吸う可能性があるので要チェック。インシュレータの状態によっては交換をお勧めします。 ●キャブレター交換と同時にプラグも交換。以外に消耗に気付かず乗っている方が多いのでプラグは定期的に交換してあげるのがベスト。
●CR装着!!火を入れ、まずは気温に対してエアスクリューで調整し同調チェク。
●実走行にて試乗し、アイドリングから、低中高速とどこから開けても着いてくるセッティングに満足して頂けるはず。適切な混合気により燃焼効率があがると当然燃費も良くなるので経済的なはずなのだが楽しさ余って開けまくると結局一緒(笑)
何よりも改めてZのパフォーマンスを体感できて、乗ってて楽しいと必ず思えるでしょう。